ひざ痛にはどんな薬が処方される
ひざ痛には、湿布薬や塗り薬、痛み止めの内服薬や座薬などが処方されます。
湿布(医薬品の湿布には温湿布と冷湿布の二種類があり、症状によって使い分ける必要があります)薬は、温めたり冷やしたりすることで痛みを和らげるものだと思われがちです。
しかし、実は、皮膚(年をとるにつれて、トラブルが起こることも多くなります。また、新陳代謝のスピードも低下してしまうものですよね)を通して薬を患部に届けるために使われます。
塗り薬は、軟膏やクリーム、液剤などが処方されますが、塗り薬の中に含まれている成分は、湿布薬とあまり変わりありません。
痛み止めの内服薬は、痛みや炎症に高い効果を現します。
しかし、副作用の心配があります。
胃が荒れやすくなることもあるので、同時に胃薬を処方されるケースも珍しくありません。
座薬は、猛烈な痛みにも効果を発揮してくれます。
これらの薬の力を借りつつ、日常生活でひざ痛を改善するように努めることも重要になってくるでしょう。
ひざに負担の掛かる正座を避けるようにしたり、ひざ周りの筋肉を鍛えるのもいいでしょう。
また、血行が悪くならないように、体を冷やさないよう心がけたり、長い時間立ち続けないようにすることも、ひざ痛の改善に繋がります。